目次
先に結論(ここだけ読めばOK)
- 端末:迷ったらiPhone。新品の価格が気になるならPixel aシリーズかAQUOS sense系。
- 回線:品質と手間のバランス重視ならahamoかUQモバイルかワイモバイル。
- 考え方:ゲームをしない人にハイエンド性能はほぼ不要。「快適+安心」>「数字上の最強」で選ぶ。
このガイドの前提
- 「スマホに強いこだわりはない」「外したくない」「設定で迷いたくない」方向けです。
- 2025年時点の状況を前提に整理しています(価格・在庫は変動します)。
iPhoneが“無難の王道”と言える理由

- 総合品質が高い:カメラ・動画・マイク・スピーカー・処理の安定感、どれも水準が高く、後悔しづらい。
- 長く使える:OSアップデートの継続期間と中古市場の厚みで、買い替え・売却まで見据えやすい。
- 選択が楽:最新世代(例:16系)を選べば機能面の抜け漏れがほぼない。
- 価格対策:新品が負担なら、**状態の良い中古(例:13世代あたり)**で十分戦力に。
- ただし中古はバッテリーの劣化度を要チェック。気になる人は現行エントリーモデル(例:16e)など新品側へ。
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価格重視で“快適”を取りたい:Pixel a/AQUOS sense

- Google Pixel aシリーズ
- 強み:写真の自動補正・夜景などが優秀。日常用途のサクサク感も十分。
- 向いている人:カメラを重視しつつ、価格は抑えたい。
- AQUOS senseシリーズ
- 強み:電池もち・軽快さ・おサイフ・防水など、生活機能が堅実。
- 向いている人:とにかく失敗せず、長く安定運用したい。
目安:新品Androidの“ちょうど良い価格帯”はミドル(6〜8万円前後)。このゾーンのPixel a/AQUOS senseは万人向け。
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初心者には勧めにくいブランド・ラインの例
- Galaxy/Xperia:完成度は非常に高いが、ハイエンドは価格が跳ねやすい。
- Xiaomi(Redmi/POCO含む):コスパや尖り方が魅力。ただしサイズ・質感・独自仕様の癖があり、人を選ぶ。
- Oppo:コスパと安定感が魅力。ただしOSにちょっとクセがある。
これらは“分かった上で選ぶと最高”な領域。初心者が最初の1台に選ぶなら、まずはiPhone/Pixel a/AQUOS senseから。
「スペックの数字」に振り回されない
- ベンチマークは上位機が桁違いに見えるが、SNS・カメラ・動画・地図・メッセージ中心なら体感差は小さい。
- 3Dゲームを本気でやらない限り、ミドル帯で十分。
- 指標の目安:
- “過不足なし”ライン … ミドル帯(例:AQUOS senseクラス)
- “ゲーム快適”ライン … 上位ミドル〜フラッグシップ(例:最新Galaxy上位など)
バッテリー事情:今は“だいたい安心”
- 現行世代はどのメーカーでも1日は余裕という設計が主流。
- 省電力・発熱対策も進み、動画視聴やナビ中心でも困りにくい。
- 例外:中古iPhoneは個体差(劣化)に注意。心配なら新品世代を。
最短の選び方(チェックリスト)

端末はこの3択から始める
- iPhone(最新/廉価版/状態の良い中古)
- Google Pixel aシリーズ(最新世代)
- AQUOS sense(最新世代)
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これだけ確認すればOK
- サイズ・重さ:長時間片手で持てるか
- おサイフ/防水:日常使いに必須ならチェック
- ストレージ:写真・動画多めなら“上の容量”を
- バッテリー:数値より“実使用レビューの評判”を
回線は“サブブランド”が手堅い
結論は”サブブランド”を選んでおくのがほとんどの人にとって最適解。
サブブランドとは、以下の4つ。
それぞれの強みはこちら。
- UQモバイル/ワイモバイル
- 使い勝手:昼休み時間帯も安定しやすい、店舗サポートあり、家族割や光セットでの割引も組みやすい。
- 料金感:3千円台で20〜30GB前後が当たり前に。
- ahamo/楽天モバイルも選択肢
- ahamo:シンプルで、地域や時間帯でもムラがない。
- 楽天:エリア相性がハマれば強い“使い放題系”。屋内・郊外の実利用が合うかは事前確認を。
“合格ライン”の考え方
- 月4,000円以内で十分合格。
- ここからさらに1,000円下げるために快適さを犠牲にすると、総合コスパは下がりがち。
MVNO(格安SIM)は節約追求する方はあり
- 混雑時間帯(昼・夕方)の速度低下が起こりやすく、体感を損ねることがある。
- 「たしかに安い」が、動画視聴や業務連絡の遅延など“見えないコスト”が積み重なりやすい。
- 価格最優先で割り切れる上級者向け。ライトユーザーはサブブランドの方が幸福度高め。
参考:筆者のいまの構成例(2025年8月)
- 端末:Pixel 9 Pro(ハイエンドクラス/サイズ・動作が好み)
- 回線:メインをpovo、サブにIIJmioのeSIMで冗長化
- 合計は月440円で運用。安さを追って“実用性とコスパ”を重視。
これはあくまで一例。はじめての1回線なら、まずはahamo/UQ/ワイモバでOKです。
自宅は結局“光回線”が快適
本気で「節約」するなら、「楽天モバイルを家庭回線にも使う」という裏技もあります。
でも、光回線はあった方が良いです。以下その理由。
- 安定・低遅延・容量無制限が揃い、動画・在宅ワーク・クラウド利用が一気に快適。
- マンションタイプで月4千円前後が目安。
- 乗り換えキャンペーン等のキャッシュバックも活用余地あり
(時期で条件変動。詳細は各社公式で要確認)
まとめ:今は“外しにくい”やさしい時代

- 5万円超の端末はどれも普段使いに十分。
- 回線も4,000円以内で快適さが得られる選択肢が豊富。
- だからこそ、悩みすぎず3択からスタート→合わなければ次回改善、で十分です。
- 「カメラ凝りたい」「ゲーム最強にしたい」などこだわりが出てきたら、その時に上位機種や別ブランドへ拡張しましょう。
よくある質問(おまけ)
Q. iPhoneの中古と新品のミドルAndroid、どっちが快適?
A. 中古iPhone(13世代前後)は体感が軽快で、写真・動画も安定。ただしバッテリー状態は必ず確認を。新品Androidミドルは保証面と新品電池が安心。
Q. 50〜60代の親に勧めるなら?
A. iPhoneかAQUOS senseが鉄板。表示の見やすさ・防水・おサイフ・サポートの受けやすさで失敗しにくいです。
Q. テザリングだけで固定回線の代わりになる?
A. 常時の大容量利用・家族複数台・在宅会議があるなら、光回線の安定感は別格。可能なら導入がおすすめ。