🔰この記事は、あなたのこんな悩みを解決します
- 投資のモチベーションが上がらない
- FIREに興味があるけど、何から始めていいかわからない
- 本を読みたいけど、時間がない・読み切る自信がない
- SNSやYouTubeに振り回されて、考えがブレる
この記事では、時間がないFIRE志望者でも「読めば自然と投資マインドが整う本」を厳選して3冊紹介します。
本選びで迷っていたあなたも、この記事を読み終える頃には「まずこれを読もう」と明確な一歩が踏み出せるはずです。
🎯 この記事はこんな方におすすめ
- 仕事と家事・育児で忙しい中でも「お金の不安」を減らしたい人
- FIRE(経済的自立・早期退職)に興味がある人
- インデックス投資や倹約に関心があるけど、継続できる自信がない人
- 「お金の本は難しそう…」と感じて手が止まっていた人
📘1冊目|普通の人が資産運用で99点をとる方法とその考え方

(著:Hayato Ito)
この本はこんな人におすすめ
- とにかく忙しくて、時間をムダにしたくない人
- 投資の基本を短時間でしっかり理解したい人
- 余計な情報に惑わされず、本質だけを知りたい人
この本は、著者Hayato Itoさんが2020年に公開した名記事
普通の人が資産運用で99点をとる方法とその考え方を書籍化したものです。
ネットで無料公開されている原文👆️も非常に完成度が高く、
本当に時間がない人は、まずこの記事を読むだけでもOK。
内容は徹底して「普通の人」が「最適解」にたどり着くよう設計されており、ポイントはシンプル
- アセットアロケーションの重要性
- 世界株式インデックスの優位性
- 節税口座(NISA・iDeCo)の活用
小難しい言葉は最小限に抑えられており、「投資に不安がある人」にこそ届いてほしい一冊です。
書籍版ではさらに図解やレイアウトがブラッシュアップし、より理解が深まるように工夫されています。
また、数時間で読めるくらいの薄さなので、すぐに読めて手軽です!
書籍内でHayato Itoさんも「一番薄い投資の本を目指した」と書かれています。

【実際に読んだ上の注意点】
この本は、まず「iDeCo」→その後「NISA」という順番をすすめています。
「控除を活かす」「最大額を投資に回す」という意味では合っていますが、iDeCoは60歳まで引き出せません。
完全に「老後資金」と割り切るならばiDeCo優先でかまいませんが、「投資したお金を途中で使う予定がある」「そもそもNISA枠1800万円を全額埋める目処が立っていない」場合はNISA優先でも良いでしょう。
📗2冊目|経済評論家の父から息子への手紙

(著:山崎 元)
当サイトでたびたびご紹介している、山崎元さんの書籍です。

この本はこんな人におすすめ
- 投資や経済の本に苦手意識がある人
- 人生に必要な「お金の話」を、やさしく学びたい人
- FIRE後の生き方も視野に入れている人
まさに、名著中の名著であり、投資初心者にとっての「人生の教科書」です。
実は「投資方法」はあまり載っていません。さわり程度です。
ですが、おもに「考え方」「生き方」が参考になりまくりなのです!
父親が息子へ送る形式で、以下のようなテーマが温かく、でも本質的に語られます。
- 労働とお金の関係
- 投資の基本と資産形成
- 本当に必要な保険と、不要な金融商品
- 自由と幸福の考え方
どの章もスッと頭に入ってきて、「お金=難しい・冷たい」という先入観が吹き飛びます。
FIRE後もお金とどう付き合い、どう生きるかまで考えられる一冊です。

【実際に読んだ上の注意点】
この本は、生き方やお金に対する考え方を学ぶのにおすすめです。
「NISAの仕組みについて」や「なぜオルカンだけでいいか」などの投資方法を詳しく知りたい場合は、「超改訂版 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」がおすすめです!

📕3冊目|インデックス投資は勝者のゲーム

(著:ジョン・C・ボーグル)
この本はこんな人におすすめ
- インデックス投資をやっているけど自信が持てない人
- 投資の軸を「確信」に変えたい人
- 長期・分散・低コストの本質を学びたい人
インデックス投資の原点であり、頂点。
バンガード創業者ジョン・C・ボーグルが、全投資家に語りかけるこの本は、まさに「投資家のバイブル」です。
「一般人向けのインデックスファンドを作った人」と言っても過言ではなく、ボーグル氏がいなかったら、私たちは今のように手軽にオルカンやS&P500のインデックスファンドに投資できていなかったかもしれません。
- アクティブ運用の平均成績はインデックスに負ける
- 市場を予測しようとする行動の無意味さ
- 複利と時間こそが最大の味方
- 投資とは「静かに持ち続ける」ゲームである
読めば読むほど、投資を「信じて継続すること」の大切さが腑に落ちてきます。
FIRE志望の人が市場と付き合い続けるための「メンタルの柱」を作ってくれる一冊です。

【実際に読んだ上の注意点】
この本は、発売がアメリカですので、アメリカ人向けに書かれた本です。
そのため、日本では使えない仕組みや考え方が少し混じっています。日本のNISAについての解説などは一切ありません。
そのあたりを知りたい場合は、上記の「普通の人が資産運用で99点をとる方法とその考え方」「超改訂版 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」をまず購入する方がよいでしょう。
インデックス投資への握力を増すには最適な一冊です!
✅まとめ|本を読む時間がない人こそ、この3冊で十分
あなたが目指すのは、「一時的に増える投資」ではなく「ずっと安心できる資産形成」ではありませんか?
そのためには、小手先のテクニックではなく、マインドセットを整える本を読むべきです。
- 「普通の人が資産運用で99点をとる方法」→最速で始め基本的な考え方を網羅するための教科書
- 「経済評論家の父から息子への手紙」→人生とお金を深く考える軸になる支えとなる考え方
- 「インデックス投資は勝者のゲーム」→継続のための揺るぎない確信を持てる書
書籍タイトル | タイプ | 向いている読者 | 難易度 |
---|---|---|---|
普通の人が資産運用で99点をとる方法とその考え方 | 実践本 | 忙しい初心者 | ★☆☆ |
経済評論家の父から息子への手紙 | 思想・考え方 | FIRE後も含めて人生設計を考えたい人 | ★★☆ |
インデックス投資は勝者のゲーム | 理論・原典 | 投資への確信を持ちたい中級者以上 | ★★★ |
この3冊を読めば、あなたの投資方針はブレなくなります!
どの本も「読めば投資の軸がブレなくなる」名著ばかりです。
時間がないからこそ、厳選した良書を味方にして、FIREへの一歩を確実に踏み出しましょう。


