49歳から歯列矯正を始めた理由とワイヤー矯正を選んだ体験談
「今さら矯正なんて…」と思われるかもしれませんが、私は49歳で歯列矯正を始めました。
(その後50歳到達。矯正は3年間続く予定です。)
40代後半という年齢で決断した背景や、最終的にワイヤー矯正を選んだ理由、実際にやってみての感想を書き残しておきたいと思います。
これから矯正を検討している方の参考になればうれしいです。

歯は「1本100万円の価値」?

「歯は1本100万円の価値がある」と言われることがあります。
虫歯や歯周病で歯を失うと、食事や発音だけでなく、健康全般にまで影響するからです。
歯の治療費だけでなく、生活の質の低下も含めると、そのくらいの価値があるという話です。
実際、年齢を重ねてから歯の大切さを痛感することが増えました。
歯並びを整えることは、見た目の改善以上に「歯の寿命を延ばす投資」だと感じています。
私が49歳で歯列矯正を決意した理由
正直に言うと、私は歯並びがかなり悪く、人前で笑うのが恥ずかしいと感じることも多かったです。
それでも、若いころはまだ良かったのです。
年齢を重ねるにつれて、あきらかに歯並びが悪くなっていきました。
さらに「どうしても抜きたくない歯」があり、それを残しながら矯正できる方法を探していました。
そこで私は3軒の歯医者でカウンセリングを受け、治療方針・費用・抜歯の方針を徹底的に比較しました。
どの歯を抜くのか、どの矯正方法が可能なのかは、歯医者によって驚くほど違うことも分かりました。
歯列矯正の代表的な方法

歯医者で説明される代表的な矯正方法は大きく分けて3つあります。
- 前側ワイヤー矯正(約2年・80万円〜)
- 裏側ワイヤー矯正(約2年・110万円〜)
- インビザライン(マウスピース矯正)(約1年半・80万円〜)
それぞれにメリットとデメリットがあります。
前側ワイヤー矯正

昔からある方法で、歯の表面に金属を付けてワイヤーで動かしていきます。
費用は比較的安めですが、装置が目立つという大きなデメリットがあります。
裏側ワイヤー矯正
歯の裏側に器具を装着するので見た目には分かりにくいのがメリット。
ただし費用は高く、発音にも影響が出やすい方法です。
また、舌がずっとワイヤーに当たり続けるので、見た目は良いものの、矯正している本人のかなりの不快感らしいです。
インビザライン(マウスピース矯正)

透明なマウスピースを一定期間ごとに交換して歯を動かす方法です。
見た目に影響が少なく、取り外しができるのが大きな利点。
ただし歯並びが悪すぎる場合や、複雑なケースでは適さないことがあります。
私がワイヤー矯正を選んだ理由

最終的に私は前側ワイヤー矯正を選びました。
理由は以下の通りです。
- 歯並びがかなり悪く、マウスピース矯正だけでは対応できなかった
- 残したい歯を抜かずに治療できるのがワイヤー矯正だった
インビザライン矯正では、めっちゃ虫歯の歯(もう灰色になりつつある)を残して、健康な歯を抜かないといけませんでした。
せっかくまだ白い健康な歯があるのに抜くのはイヤ!
そのため、矯正力の高い前側ワイヤー矯正にしました。
ただし…想像以上に痛い!
初めて装置を付けた日は、歯全体が締め付けられるようで、食事もまともにできませんでした。
「歯が動くってこういうことなんだ」と痛みで実感しました。
インビザラインがおすすめな人

一方で、もしあなたの歯並びが「そこまで悪くない」なら、インビザラインの方がメリットは大きいと思います。
- 透明で目立たない
- 食事や歯磨きのときに取り外せて衛生的
- 費用も比較的抑えられる
特に、
- 抜歯する歯にこだわりがない
- 見た目を重視したい
- 料金を少しでも安くしたい
という方にはインビザラインがおすすめです。
矯正を始めて感じたこと
49歳でのスタートは正直不安でした。
ですが「今やらなければ一生やらない」と覚悟を決めて動いて、本当によかったと思っています。
もちろん、ワイヤー矯正は痛いし目立ちます。
それでも将来の歯の健康のためには必要な投資だと納得しています。
まとめ
- 歯列矯正は何歳からでも遅くない
- 抜く歯を選びたい、歯並びが悪い → ワイヤー矯正がおすすめ
- 歯並びがそこまで悪くない、費用を抑えたい → インビザラインがおすすめ
- 複数の歯医者で必ずカウンセリングを受けることが大切
これから矯正を検討している方は、自分の歯や生活に合った方法をじっくり選んでください。
👉 次回は「医療費控除で歯列矯正費用を節約できる?」についてもまとめる予定です。
👉️また、好評であればし後日「治療経過」や「費用の実際」「痛みにどう対応したか」などの記事を追加していきますね。