✅ この記事でわかること
- オールカントリー（オルカン）って何？
- なぜ初心者にオルカンが人気なの？
- S&P500や他のインデックスとの違いは？
- 失敗しないインデックス投資の考え方
目次
オールカントリー（オルカン）とは？
オールカントリー、通称「オルカン」は、全世界の株式市場に広く投資できるインデックスファンドです。
投資先は先進国から新興国まで約4,000銘柄以上。たった1本で世界中の企業に分散投資できるのが最大の魅力です。
特に人気の「eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）」の信託報酬は0.05775%と非常に低く、コスト面でも優れた商品です。
なぜオルカンに投資するのか？｜3つの理由
理由①｜世界経済は長期的に成長するから
世界の人口は増加を続け、技術革新も加速しています。これにより、グローバル経済の拡大が期待でき、株式市場も長期的には成長しやすいと言われています。
つまり、「一時的な下落はあっても、世界全体で見れば右肩上がり」が基本。
理由②｜分散投資でリスクが抑えられるから
オルカンは1つの国や企業に依存しません。
世界中の株式を対象とすることで、特定地域の不況に左右されにくく、リスクを抑えつつ安定した運用が可能です。
理由③｜投資初心者でも迷わないから
「結局どれを買えばいいの？」と悩む方には、オルカン1本が最適です。
複雑な銘柄選びをせずに、全世界にまるごと投資できるシンプルさが支持されています。
S&P500や先進国株とどう違うの？
オルカン以外にも有名なインデックスファンドがありますが、以下のような特徴があります。
| 投資先 | 特徴 |
|---|---|
| オルカン | 世界中の株式 約4,000銘柄。分散性が高い |
| S&P500 | 米国主要500社。ハイテク比率が高く成長性◎ |
| 先進国株式 | 米国・欧州・日本など1300社。米国比率は高め |
実は現在、オルカンの中でもアメリカ企業の比率が約60%を占めています。
そのため、「米国の成長に期待」という人も、オルカンでも十分カバーできます。
オルカンのデメリットも知っておこう
- 短期では30%程度の下落もある
→インデックス投資はあくまで長期戦。15年以上の視点が必要です。 - 上昇率は限定的な場合も
→分散している分、S&P500のような集中投資よりリターンは控えめなこともあります。
それでも「オルカン1本」が選ばれる理由
「アメリカ一強も不安」
「インドや新興国にも期待したい」
「とにかく迷いたくない」
そんな人には、オルカンのバランス感がベスト。世界経済全体の成長に投資できる、王道かつ堅実な選択肢です。
まとめ｜インデックス投資の最適解、それがオルカン
- 世界の成長にまるごと乗れる
- 長期的に安定した資産形成が可能
- 初心者でも一本で完結できる安心感
S&P500も魅力的な選択ですが、迷ったときの「最適解」として、まずはオルカンを候補に入れてみてください。
