カシオの腕時計、いいですよね。丈夫で正確で愛着湧くデザインで。
大好きで初任給で購入した同じ腕時計を18年間使っています。
そんなカシオの腕時計が止まってしまって、カシオ公式ホームページから修理に出してみた体験談です。
その日は突然やってきた
私は以前は体調がよくてフルタイムで元気よく働いていました。
最初の給料で購入した腕時計があります。もう18年前になります。
買ったのはカシオの普通の電波時計です。
腕時計は100均から数千万円までいろいろなものがありますが、一万円超えのこの時計は当時新人だった私にとって「ちょっといい時計」だったのです。
「足るを知る者は富む」という格言があります。
私たち夫婦は、とても気が合いますが、一番意見が合うのがこの部分かもしれません。
ところが、18年間元気よく動いていたのに、この腕時計が突然停止しました。
長針と短針が12時の位置に揃って止まり、動かなくなりました。
ネットで調べると、この症状はいわゆる「電池切れ」のようです。
ソーラーなのに電池?ずっと使えるんじゃないの?
と思いますが、スマホにも充電池があるように、ソーラー電波時計にも小さいながら充電池が使われています。
実は時計修理道具は一式持ってます。そして、ネットで調べるとこの腕時計に対応している電池も購入可能なようです。自分で修理してみようかな・・・?いろいろ調べてみることにしました。
自分で交換するVS公式サイトで依頼する
この腕時計用の充電池はあまり需要がないようで、付近の電気屋さんには見当たりませんでした。ネットでしか購入できないようです。
楽天サイトで料金を調べてみると、送料を含んで2000円を超えてしまうようです。
まあまあかかります。
ソーラー電波時計用の充電池なので、ちょっと特殊なんでしょうね。
そして、自分で交換すると
- 失敗するリスクがある
- 防水性能が失われてしまうことがある
ことから、できるとしても自己責任となります。
どうしようかなあ・・・と考えていたところ、ふと思いついてカシオのホームページを見てみました。
カシオの腕時計修理申し込みサイトはこちらにあります。
すると、電池交換の場合基本料金は2000円。宅急便などで送付して持ち込みでない場合は+700円かかるとなっていました。
これならば、通販で電池を購入するのと、あまり料金が変わらなくなってしまいます。
(これがソーラー電波時計の購入し難い電池ではなく、100均でも購入できるような安い電池であれば自分で交換するのも候補になるのですが。)
「18年も前の時計を修理してくれるのか?可能なのか?」
という疑問も浮かんだのですが、腕時計の裏に記載の型番を入力すると普通に手続きが進むので、どうやら修理可能なようです。
というわけで検討をした結果、
- 値段がそこまで変わらない
- ちゃんと電池交換してもらえる
- 防水テストもしてもらえる
- カシオ公式という安心感がある
このあたりが決め手となり、今回は自分で電池交換することはせず、公式サイトで依頼してみることにしました。
具体的な修理依頼の手順
ではさっそく依頼してみましょう。
①サイトから修理依頼する
さきほど紹介したカシオのサイトから必要事項を入力して申し込みを行います。
②受付メールから修理依頼を進め腕時計を送付する
カシオからメールが届くので手続きをしていきます。
まず最初に
題名「WEB修理受付サービス登録手続きのご案内」
というメールが届くので手続きを進めていきます。
続いて修理依頼が完了すると
題名「WEB修理受付サービス登録完了のお知らせ」
というメールが届きます。
こちらには「8桁の伝票番号」が書かれています。
修理依頼番号は腕時計と一緒に送付する必要があり、
- 伝票番号を記載したメモ用紙を用意する
- メール記載の「修理依頼票URL」から印刷する
のどちらでも良いので用意します。
送付方法は、
- 自分で腕時計を包装して送付
- カシオから修理品専用梱包箱(+330円)を送付してもらい送付
のどちらかの方法で行います。先程用意した用紙を同封して送付します。
これで修理依頼は完了です。
なんと、送料はカシオが負担してくれます。着払いでお手軽です。すばらしい。
さっそく送付しました。プチプチでくるっと包んで、丈夫そうな紙の封筒に入れて送付しました。
このあたりはメルカリで慣れているのでお手の物です。
続いてカシオから3通目のメール
題名「WEB修理受付サービス 修理依頼品受付完了のご案内」
が届きます。
到着したことが分かるので安心ですね。
こちらのメールには「ご返却までに約7~10日間のお時間をいただいております。」と記載があります。
この時点ではまだ料金請求はありません。修理内容が決まってからメールが来ます。
③修理金額が判明 支払い手続きをする
次に、4通目のメール
題名「WEB修理受付サービス お支払い手続きのご案内」
が届きます。
1週間以上かかると先ほどのメールに記載ありましたが、私の場合は3通目の到着メールの3日後に4通目のメールが来ました。
こちらで正式な修理代が判明します。
支払い方法はクレジットカードを選択していましたので、すぐに支払うことができます。
支払い手続きが完了すると、5通目のメール
題名「WEB修理受付サービス お支払い手続き完了のご案内」
が届きます。
さらに最後、6通目のメール
題名「■CASIO■発送のご案内」
が届き、後は到着を待つのみとなります。
実際にカシオから修理完了品が届きました
ここからは実際に修理が終了した腕時計がカシオから届いた写真を載せていきます。
キレイに梱包してもらっています。
濡れても大丈夫なようにビニール袋に入っていました。
中にはさらに箱が入っています。
「日頃カシオ製品をご愛顧頂き、感謝申し上げます。」
こちらこそ、お世話になっています!
開けるとプチプチで丁寧に腕時計が包まれていました。
そして、ついに修理が終わった私の腕時計と対面!
緊張の瞬間です。ドキドキ。
仕上がり具合
動いているのはもちろんですが、なんかすごいキレイになってるー!(気がします)
手垢などの汚れが取り除かれています。
修理前と修理後の写真を並べて比較してみました。
撮影した角度の問題もありますが、ピカピカにしてくれています。
(というか、修理前の写真汚れすぎ 笑)
カシオからのお手紙も入っていました。
ただの電池切れなのに「ご不便をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。」だなんて。すごい。
(たぶん、本当に不具合で修理する方もいるのでこのような文面なのだと思います。)
その他には時計の取り扱い方法などの用紙も入っていました。
最後に、修理にかかった料金です。
機能検査・点検料金 | 2000円 |
電池 | 0円 |
Oリング | 0円 |
返却送料 | 700円 |
WEB割引 | -100円 |
修理代金合計 | 2600円 |
これだけ丁寧にしてもらって2600円は正直安いと感じました!
Oリング(時計の防水性能を維持するため内部に挟んであるゴムリング)の交換までしてもらってこのお値段。
プラス、カシオ公式の安心感でとてもよかったと感じました。
実際にかかった日数
地域や休日などの関係で違いは出ると思いますが、参考までに私の場合の実際にかかった日数を書いておきます。
1日目 | WEBで修理依頼&カシオに送付 |
2日目 | カシオから修理品到着メール |
5日目 | 修理完了,支払い手続きメール |
8日目 | 発送手続きメール |
9日目 | 修理完了品が到着! |
わずか9日で終了しています。とてもよい速さだと思います。
感想 カシオの修理は安心かつ優秀
以上、カシオの腕時計の電池交換を公式サイトからやってみた流れでした。
カシオの修理は安心かつ優秀と感じました。しかも安いと思います。
止まった時計を眠らせている方がいれば参考にしていただけたらと思います。
この記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。