[なぜか気になる書評]かがみの孤城 作者:辻村深月[人付き合いの大切さ]

今回は、鏡の中の世界という別世界で、主人公たちが成長する姿を見ていくお話です。

この作品は、映画化されていますね。
書籍を読んだ後、映画館に向かった方も多いのでは?

みーよん
みーよん

鏡の中って?

この本はこんな人におすすめです!
  • 触れたら、鏡の中に吸い込まれて、見たことのない世界へ案内される
  • 現実の世界に戻った後、自分の行き方をどう考えるべきかを考えさせられる本
目次

主人公たちが集まった理由は?

ある鏡に何気なく手を触れることにより、別世界に集まった複数の年齢、性別、境遇の違う登場人物たち。

それぞれの苦悩、出会いや戸惑いを経験しながら、鏡の中別世界で交流をすることで、自分の人生は自分ひとりだけのものではなく、人とのふれあいにより、『味わいのある変わった世界になる。』と気付かされる。

この孤城の意味は、読んでからのお楽しみではあるが、別世界に入ったら、一生その世界に居なければならない訳では無い。

ある印(きっかけ)を目処に本来の世界に戻ることが出来る

何度も、別世界に行くことになるのも、自分が行きたいときにいつでも行けるわけではない。

いくつかのきまりのもと、別世界で彼ら、彼女らはいろんな思いや人生経験を積んでいく。

実際に、こんな鏡があったら、いつまでもその世界に行ってしまいそうになるが、やはり、今いる世界がどれほど貴重なのかが、この書籍を読んで感じました。

現在、戦争や病気など人々が悲しみ、悩み、苦しい思いをしています。そういうときこそ、自分だけが苦しいと思い悩むこと無く、できる限り周りの人に手を差し伸べてみてください。

この書籍は、ある人の思いで作られた世界が繰り広げられますが、本当に世界がみんな手を取り合って、思いを一つにして平和な世界が戻ってきてほしいと思わざるを得ません。

みーよん
みーよん

現実の世界も、みんな手を取り合って生きて欲しい。

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