投資歴12年、今は主婦やっています。損失が出たときの心構えを書いていきます。
昨年までVTIと先進国株にたんたんと積み立てを実施し、5年間で資産を100万円から2500万円にまで増やしました。
今年は、それからマイナス500万円の損失を出しています。
どうしてこんなことになってしまったのでしょうか。
今年の投資方針
年初一括でレバレッジNASDAQ100に1320万円を投資し、その後も毎月15万円ずつ積み立てしています。
リスクを取りすぎているのは分かっていますし、本当にこの道が正しいのかどうかは未来になってみないと誰もわかりません。
とりあえず、NISAが使える今年と来年はこの方針で行こうと思います。
さて、そんなレバレッジ商品ですが、大きく伸びる可能性があるものの、大きく下がることも多く、保有していると逓減(ていげん)するリスクもあります。
その逓減を超える利益が出ると信じるに足りる理由がある方のみが手を出して良い商品と言えます。
さて、ニュースなどでご存知だと思いますが、今年は大変な損失になっています。
今年1月・2月は相場が大暴落
2022年の1月・2月は米国株が暴落し、2020年・2021年で大きく伸びたインデックス投信の利益が吹っ飛んだ方が多いです。
これだけ落ちることは私も想定しておらず、ちょっと心の中では泣いています。
原因は色々なことが言われていますが、
- 2021年が上がりすぎていた
- ウクライナ情勢
あたりが主な原因と言われています。
私たちの投資の今年の損失ですが、2022年3月10日の時点で、
ー534万円 |
となっています。
驚きのマイナス額です。
レバナスだけが原因ではなく、昨年までに購入していた投資もありますが、かつてないほどのマイナス額です。
私たちはマネーフォワードのアプリで家計簿を付けていますが、総資産額が1日でマイナス91万円になる日もあれば、
総資産額が1日で86万円プラスになる日もあるなど、
とにかく荒い相場が続きました。
このくらいの損失はあり得る
でも、このような調整局面は過去にもよくありました。
FXをしていたころは東日本大震災でとっても大変なことになりましたし、コロナ禍でもマイナス幅が大変なことになりました。
それに比べると、なんとかなるかなあと思っています。
私は考えが楽観というか長期積み立てに向いている性格のようです。
ただ、レバレッジを掛けているだけに、ちょっと動揺するくらいの損失ではあります。
暴落時でも守ったこと
暴落時でも守ったのはこのポイントです。
補足その1
いつかは上がると信じられるインデックスに投資すること。
VTIが一番いいと個人的には思うのですが、S&P500が良いという方もいるでしょうし、オールカントリー(オルカン)が良いという方もいるでしょう。いずれも良い選択だと思います。私はリスクを取らないといけない状態なのでNASDAQ100しかもレバレッジとしています。
補足その2
「損切りをしない」ためには、かなり長い間ほうっておいてもいい資金、いわゆる余剰資金で投資する必要があります。これもよく言われることですね。
NASDAQ100指数は、楽天証券のHPによると全体的には右肩上がりです。
ですので、「資本主義が続く限り経済は右肩上がりのはず」「IT技術は生活の端々にまで入り込んでいるので今後も成長する」と信じられる人は、「投資をすれば減少する時期があったとしても必ずいつかは上昇する」ということも可能性が高いと考えられるようになると思います。
この辺りは確実ではありませんし、絶対もありません。
自己責任で、定番のフレーズではありますが、「自分でどこまでリスクを取ってリターンを求めるか」で選ぶ商品を考えてもらえればと思います。
私は、以前にも書きましたが、
- 20代など若い方であればVTIに投資をするのが良い
と思います。
(繰り返しますが、私たち夫婦はもう残された時間が少ないので、あえて高リスクな商品にしています。家を購入していなければ、今ごろFIREできていたのですが・・・。)
実際には家を購入してしまい紹介記事まで書いているくらいですので、これはこれで仕方ありません。
気になるようならリスクを取りすぎ
今年に入ってから投資を始めた方はとても動揺していると思います。
「やっぱり投資なんてしなければよかった。」「やっぱりギャンブルなんだな。」と思い解約し損切りしてしまった方も多いと思います。
どうか、これもいい経験と思ってまた戻ってきて欲しいです。
そもそも投資とは「余剰資金」で行うべきで、「損失が気になる」「長期投資をする気がなくなった」「つみたてNISAも解約しよう」という気持ちになるようなお金でするべきではありません。
私はTwitterでの話のネタとして最近は毎日チェックをしていますが、チェックすらせず、積み立て設定をした後は何もせずにほうっておくのが最強だと思っています。
どうしても気になって気になって仕方がないというお金であれば投資に回さない方がいいでしょう。
今後の方針ですが、すぐに必要なお金ではないので、関係なく積み立て設定そのままにしておきます。いつかは反転するでしょう。
Twitterで投資のことで皆さまの話を見られるのもとてもいい時間になっています。
というわけで、今年の大きな損失についての話でした。
今回の話が皆さまの参考になれば幸いです。