楽天経済圏から脱出した理由[楽天モバイル・楽天証券・楽天カード]

こんにちは。みーよんです。

去年2021年の年末、ブログを作成したころは楽天経済圏に居座るつもりでした。

当初の組み合わせは、「楽天銀行+楽天証券+楽天カード+楽天モバイル+楽天VTI」といった感じですね。

ところが、数々の改悪があり、現在は楽天経済圏から離脱しています。
その過程を記録しておきます。

楽天証券は良い会社でした。
・UIが使いやすい
・専用ソフトが取引しやすい
・楽天銀行と連携で金利アップ
・トウシルで投資教育(山崎元さんがいる)
・楽天カード積立を開始
・いち早くヴァンガードと連携(楽天VTIなど)

と、とても大好きな会社でした。

それが今は契約する意味が見出だせなくなっています。
新NISAが来年から開始され、これから投資する方もたくさん増えるのにオススメすることが出来ないのが残念です。

目次

楽天証券の保有ポイントが改悪 2021年末

これは痛かったです。

「今までは金融商品を保有している分だけ毎月貰えていたポイント」が「ある一定の額に達した時のみポイントが貰える」に変更になりました。

要は「保有ポイントの廃止」です。

楽天銀行のリリース(楽天証券の残高に応じて楽天銀行からポイントが配布されていた)

このため、当初は変わらず楽天経済圏一択予定だった(「結局、楽天VTIしか勝たん。」ー2022年の投資先を検討する)のに、急遽投資方針を変更せざるを得なくなりました。(【緊急】楽天証券&楽天銀行大改悪 2022年に向けての投資方針を変更

「ひどい!」と思ったのは、この発表が2021年12月27日で、
「NISA年初一括投資」の取引予約をしていた私は既に変更ができない状態であった
ということです。ひどすぎませんか?

(年初一括で投資したい場合、前年の年末に注文確定できるのです。)

発表も遅いし、変更ができないのもひどい。

さらにNISA口座はその証券会社で一度でも購入した場合、その年は証券会社変更ができませんし、購入済みの商品は他の証券会社に移管もできません。
(NISAではなく通常の購入した投資信託などは手数料を払うことで移管ができます。)

楽天証券の発表時には注文済みだったので、もうこの年(2022年)は変更ができない状態でした。
しかも、購入済みの商品は保有ポイントが付かなくなったにも関わらずNISAなので移管できず持ち続けないといけない。

これはかなりひどいと感じました。

楽天モバイルが改悪 2022年5月

これは世間的にもかなり衝撃を与えました。

「通話は無料!データも1ギガまで無料!」でお客を集めていた楽天モバイルが有料化を発表したのです。

楽天モバイルのリリース 日本中に衝撃を与えました

これは参りました。

私はデュアルSIMで、「楽天モバイルの楽天Linkで通話料無料+IIJmioで通信」の形で使っており、毎月440円で通話し放題の夢の使い方でした。

それができなくなったのて、楽天から発表のあった次の日にpovoにMNPしました。
(この時の記事 楽天モバイル0円終了 MNP番号を発行/解約する方法

もともと、

  • わが家は楽天モバイルの圏外(でも楽天Linkで一応発着信はできる)
  • 楽天Linkは通話無料ではあるが品質が良くない

ことから、「新規参入した楽天モバイルの応援のため」と思いガマンして使っていたのです。(お金払ってないじゃないか!と言われればそうなんですが・・・。)

楽天モバイルのアプリから圏内にしてと報告できるので度々報告していましたが、結局圏内になることはありませんでした。

ガマンして使い続ける理由はなくなってしまいましたので発表の次の日にMNPしました。残念です。

楽天カード積立投資のポイントが1%→0.2%に改悪 2022年9月

これも厳しかったです。

レバナスは対象外(1%のまま)ですが、人気のほとんどのインデックス投信は0.2%になるというとても残念な変更でした。

楽天キャッシュに残高を残す設定にすれば0.5%は貰えますが・・・。

これはダメです。他社の、

  • 三井住友カードゴールド(NL)+SBI証券
  • auPAYカード+auカブコム証券

では、普通に1%ポイントがつくのに、もはや楽天証券で積み立てする理由が無くなってしまいました。

もう脱出するしかないですね。

楽天経済圏から脱出

というわけで、

  • 楽天証券の購入済み商品を引き上げ
  • 楽天モバイルからMNP
  • 楽天カードでの積み立て中止

と、楽天経済圏からは出ていくことになりました。

楽天カードでの投信積立は「レバナスなど手数料の高い一部の機種は1%のまま」なので今年はある程度の期間積立継続しますが、来年からは新NISAに注力していきたいので完全に楽天カードでの積立が終わってしまう可能性が高いです。

ただ、こちらの記事に書きましたが、はっきり言ってSBI証券より楽天証券の方が使い勝手が優れています。

それだけに、改悪が続いたのはもったいないなと感じます。来年から新NISAが始まることから、楽天証券が覇権を取れる可能性も高かったと思うのです。

結論は、楽天証券・楽天カード・楽天モバイルから脱出することになりました。

唯一残るのは「楽天銀行」です。
楽天銀行+楽天証券を連携していると金利が0.1%になるという利点が残っており、一応まだわが家メインバンクです。
(これすらも、au経済圏でauじぶん銀行だと0.2%になることから、人によっては乗り換える方も多いと思います。)

この利点もなくなってしまったら、いよいよ楽天から全部の金融商品を脱出することになってしまいます。
(つみたてNISAで積み立てた分はまだ10年以上保有することになりますが・・・。保有ポイントが付かないのに悲しい。)

以上、2022年の楽天経済圏の魅力が大幅減少したという記事でした。

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